副業OKの企業が増加傾向にあり、公務員を除く多くの一般企業の社員が副業に挑戦しています。
副業の種類は数多くありますが、より効率的かつ高収入を得るには、需要が高い専門能力を持っていることが望まれます。
その中でも最近特にニーズが高まっているものとしてプログラミングがあります。
今回は、プログラミング能力を活かして副業で収入を得るための方法や報酬について解説していきます。
目次
プログラミングは副業でどう活かす?

プログラミング能力を持った人は一般企業でプログラマーとして勤務する、もしくはウェブデザイナーやSEO対策を行うWEBマーケターとして活動する人もいます。
プログラマーの需要は年々高まっていますが、この能力を副業で活かすことも可能です。
以下、プログラミングを副業でどう活かすかについて解説します。
クラウドソーシングを活用する
プログラミング能力を副業で活かす手段として最も手っ取り早いのがクラウドソーシングの活用です。
クラウドソーシングとは、個人や企業が案件を依頼し、その案件をこなすことで報酬を得ることのできる業務空間であり、クラウドソーシング専用のサイトも数多く存在します。
クラウドソーシングでは様々な業務を行うことができ、プログラミング能力を持つ人向けの仕事もたくさんあります。
企業や個人が業務を遂行する人材を募集するタイプのクラウドソーシングサイトや、自らの能力を示した上で行える仕事の範囲を提示し、それに対して依頼を受けるというタイプのサイトもあります。
報酬に関しては最初から決まっているパターンや、依頼者と交渉して決めるというパターンもあります。
企業のサイト構築などを行う場合には、秘密保持契約を締結するというケースもあります。
クラウドソーシングサイトの代表例としては、クラウドワークスやランサーズ、ココナラといったサービスがあります。
まずは登録をおこなった上で受注案件を調べてみることから始めましょう。
クラウドソーシングサイトで仕事を受注するには、自己紹介欄でしっかりと能力を示す必要があるので、具体的にできることをしっかり記載しましょう。
経験を積めば応募せずともスカウトの形で仕事をもらえる可能性もあります。
SNSで仕事を募集する
クラウドソーシングを活用する他にも、SNSで自らの能力を示して仕事を受注するという方法もあります。
過去の作品や実績(ポートフォリオ)を提示し、仕事の依頼をDMで受け付ける方法で受注するという方法を取ります。
インスタグラムやフェイスブックを活用して仕事を獲得しやすくなるよう、できるだけ自身の実績をわかりやすく示す必要があります。
自らサイト構築して稼ぐ
自分が持っている能力をそのまま自分のサイトに反映させてお金を稼ぐという方法もあります。
プログラミング能力を持っていることでできることは多いですが、最も一般的なのはサイト構築でしょう。
ワードプレスを使ってサイトを構築し、そこにHTMLやCSSの能力、もしくはJavaScriptを使って集客するという方法でお金を稼ぐことができます。
アプリ開発を行う
日本人のほとんどがスマートフォンを持つようになった現在、便利なスマホアプリの需要は年々高まっています。
プログラミング能力を駆使してアプリ開発を行い、それを副業とすることもできます。
アプリ開発を行うにはプログラミング能力だけでなくアイデアやマーケティング能力も大事になりますが、質の高いアプリを作成できればかなりの金額を稼ぐことも可能です。
プログラミング未経験・初心者でも副業できる?

今はまだプログラミング能力がないけれど、これから勉強して身につけたいという人が副業を行うことができるのでしょうか?
言語にもよるが、努力次第では稼げるようになる
現在はプログラミングができなくても、努力して言語を学ぶことで稼げるようにもなります。
プログラミング言語の中でも学びやすい言語がHTMLやCSSですが、これらを学ぶことでサイト作成の仕事を受注できるようになります。
将来的にプログラマーとして活動したいと考えている人にとっては、副業で経験を積みながら能力を高めることで本職とすることもできます。
もちろん仕事として受注する以上、経験の浅さは言い訳にはできませんが、立派な仕事として請け負うことで責任感も生まれ、それがプログラマーとしての成長につながることもあります。
アウトプットの機会として副業を行うというのは非常におすすめです。
まずは簡単な仕事から受注しよう
初心者の方がいきなり本格的な業務を請け負っても、依頼者の期待に応えるのは難しく、クレームや契約破棄につながる可能性もあります。
業務内容を確認する、もしくは発注者に対して初心者であることを告げ、報酬単価を下げて請け負うという方法もあります。
初心者の場合、そのことを隠してプロのフリをするトラブルの原因になりますので、正直に知らせることも大事です。
プログラミング副業でいくら稼げる?

プログラミングで副業を行う上で気になるのは、いくら稼げるかという点です。
以下では、プログラミング副業で稼ぐことのできる金額について解説していきます。
報酬は数万円から数十万円まで幅広い
プログラミング副業でいくら稼げるかについては、請け負う仕事の内容によって異なります。
例えばサイト・ホームページ作成の場合は数万円から10万円程稼ぐことが可能です。
作成だけでなく保守や更新も請け負うことで更に報酬を上げることもできます。
案件の期間が長く、複雑な案件になればその分報酬も高くなります。
最近注目を集めているAIをPythonを使って作成したり、SQLを利用したデータ管理等の需要も高まっているので、希少性という点を活かして収入アップに繋げることも可能です。
プログラミング副業で注意すべきこと

プログラミング能力を持った人材に対する需要はかなり高く、報酬についてもそれなりの額が見込めます。
ただし、プログラミング副業を行う上では、以下の点に注意してください。
本業とのバランスをうまく取る
副業を行う際には、いかに本業とのバランスを取るかが大事になってきます。
プログラミングを活かした副業案件は長期に及ぶ場合もあり、また依頼者より細かい指摘や修正を受けることもあります。
副業とはいえ、業務を発注した人としてはいい加減な成果物で納得するはずがありません。
副業が忙しくて本業がおろそかになるのはもちろんダメですが、だからといって副業がいい加減でも報酬を安定して稼ぐことはできません。
いきなり難い案件を受注せずに、まずは本業のバランスを崩さない内容で副業を行いながら副業の量を調整していきましょう。
税金対策はしっかりと
副業で稼いだ報酬に対しても、しっかりと税金を収める必要があります。
現在勤務している会社での給料に対する税金の他に、副業で得た収入に対しての税金も支払わないといけません。
特にプログラミング副業の場合、得られる報酬も高額になる可能性があるので、税金対策についてもしっかりと行う必要があります。
クラウドソーシングサイトを経由して仕事を受注する場合、依頼者に源泉徴収してもらうことも可能ですが、してもらえない場合には個人で納税しなといけません。
確定申告を行う、副業分の住民税は別途支払うというような形で対応する必要があるので、報酬額とともに納税方法についてもしっかり確認しましょう。
プログラミング副業まとめ

以上、プログラミングでの副業について解説してきました。
プログラマーの需要は今後より一層高まってくることは間違いありません。
現在プログラミング能力を持っている方はもちろんですが、これからプログラミングを学ぼうとしている方も、能力開発という意味でも効果的です。
プログラミング技術を多くの人の役に立てたい、能力を示したいという人は、是非副業という形で実現してみてはいかがでしょうか。
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